起きて1時間で、トレーニングをしながら経営陣でミーティングをしている宮城さん。朝から頭も体も人一倍動かすことができていますね。
そのスタートダッシュの秘訣は、朝からお米を食べること！

では、どうして朝×お米がいいのでしょうか。

朝、お米を食べることのメリットは、大きく２つあります。

まず１つめのメリットは、活動を開始する朝の体に、しっかりとエネルギーチャージができるということ。

起きて1時間後には体を動かしながら経営陣ミーティングをしている宮城さんは、朝から体のエンジンをかける必要があります。

お米の主成分である炭水化物（デンプン）は、脳や筋肉などのエネルギーを作るために必要となる大切な栄養素。

デンプンが消化されブドウ糖になって体内に取り込まれると、エネルギー源として脂質やたんぱく質よりも先に使われます。ところが、ブドウ糖は体内ですぐに使われてしまい、肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられる量も多くはないので、毎日の食事でしっかりと炭水化物を摂ることが大切なのです。

宮城さんのスケジュールを見ると、ほぼ一日中体を動かしています。ハードなスケジュールを毎日こなしていくには、積極的なエネルギーチャージが欠かせませんね。

そして２つめのメリットは、朝からしっかり脳を動かせるということ。
経営者として働く宮城さんの1日は、より効率的に脳を動かす必要があります。

脳は炭水化物（デンプン）を分解したブドウ糖から大部分のエネルギーを補給します。もしブドウ糖が不足しても、しばらくの期間は肝臓や筋肉に貯蔵されているグリコーゲンや脂肪を分解して、脳に必要なエネルギーを作り出します。

しかしそれにも限度があり、しかも脳でそのエネルギーを蓄えることができません。そのためブドウ糖が不足すると思考能力が低下したり、集中力ややる気が欠けたり、イライラしやすくなってしまいます。

朝はまさにエネルギー不足な状態。

朝から頭も体も人一倍使う宮城さんにとって、お米は朝から元気に過ごすことができる大切なエネルギー源となっているんですね。

また、「咀嚼すると集中力が上がる」と聞いたことはありませんか？

実際に咀嚼しなかった場合に比べて、咀嚼した場合の方が約４０％も集中力が上がったという報告があります。
それほど、“噛む”って大事なんです。

そこでなぜお米なのかというと、実は粒のまま調理されるお米は自然と噛む回数が増えるから！

そして、しっかりと咀嚼することにより、脳で思考や学習などの論理的な働きをしている「前頭前野」や、記憶の司令塔と呼ばれる「海馬」の機能が活性化されるんです。
なので、宮城さんも朝からお米を食べ、経営者として頭をフル回転させて1日に臨んでいるように、
効率よく勉強や仕事をするためには、朝からお米をしっかりと噛んで食べることがとっても大事なんです。

宮城さんは、お米と骨つき鶏肉の生姜スープを朝ごはんで食べることが多いそうです。
朝からしっかり元気の源・お米を食べることができていますね！
また、生姜は体温を上昇させてくれますし、体内時計を朝に合わせるために摂りたい”お米の炭水化物”ד鶏肉のたんぱく質”の組み合わせで、朝から活動しやすい体づくりが更に期待できます。

お米には、炭水化物のほかに
たんぱく質や、少量の脂質、ミネラル、ビタミンなどの栄養素が含まれています。

その中でも、筋肉の材料になるたんぱく質は、100ｇ中6.1g含有しており、日本人は１日に必要なたんぱく質の約1/7をお米から摂取しているんです。

しかし、炭水化物を摂らないと、体は蓄えてあるブドウ糖を全て使い切ってしまい、今度は体内のたんぱく質が分解されてエネルギーを作り出します。
筋トレ前におにぎりを食べると良い、などと聞いたことはありませんか？

あれは、本来筋肉を作るための材料であるたんぱく質を、エネルギーとして分解してしまうと、筋肉が合成されにくくなってしまうからです。

なので、「体を動かすためのエネルギー」と、
「筋肉を作るための材料になるたんぱく質」を一度に摂取できるのがお米の良いところ。

宮城さんのようにしっかりと筋肉のついた体づくりをするためには、筋肉を落とさないためにもエネルギーチャージのお米が必要不可欠！

また、あっさりとした味わいのお米は、様々な食材に合わせやすいことや、
お米を中心とする和食は、ほかの食事に比べて脂質や塩分を抑えることができる傾向があり、栄養バランスのよい献立を作りやすいため、非常におすすめです。

頭も体も朝からしっかり動かすことができるお米は、まさに宮城さんの元気の源ですね！
大学生の今はもちろん、社会人になってからも体は資本。

宮城さんのようにしっかりお米を食べて健康的かつ丈夫な体を手に入れ、朝から効率良く動かしていきましょう！