Kaoriさんは薬膳アドバイザーの資格を持ち、いつものごはんに取り入れられるような薬膳の知識とともに和食料理を発信しています。
彼女自身が料理をはじめたきっかけは、就職活動と同時に1人暮らしを始め、節約をしたかったから。ちょうど大学生のみなさんと同じくらいの時期ですね。自分で作った食事をとり始めてから、健康的に痩せたり、便秘が改善したりすることを体験し、料理を作ることにのめり込んでいったそうです。
今では出版物のレシピ部分を担当するなど、活躍の場を広げています。

卵黄はごはんに、卵白はスープに入れて材料を余すことなく、手軽でおしゃれな朝ごはんが完成！
火を使わないので、加熱中は火を見ておく必要はありません。その時間を使って朝の準備や、料理の他の工程を進めることができるので、時間のない朝はぜひ電子レンジやオーブントースターを上手に活用してくださいね。

納豆ごはんと味噌汁という、なんだかホッとする組み合わせの朝の定番和食。
暑い日は味噌汁に氷を入れてみるのもおすすめです。その際はお湯を少なめに入れましょう。逆に熱々で食べたい場合は、冷凍オクラをあらかじめ解凍しておきます。
また、豆腐はスプーンですくえば包丁を使わなくてOK！このように、材料によってキッチンバサミやピーラーなどの包丁以外のものを応用すると、包丁を使うのが苦手な人でも安心して用意できます。
そしてごはんは炊きたてでも、冷凍したものでも大丈夫！炊いたごはんを美味しく保存するには、以下を参考にしてくださいね♪

• あたたかいうちに、茶碗１杯分ずつをうすく平らにしてラップで包む（うすく平らに包むと冷凍・加熱の時短になる）。
• 粗熱がとれたら冷凍庫で保存する。
• 解凍する時は、ラップに包んだまま電子レンジで加熱する（1個なら500W 2分40秒〜３分目安に）。

ごはんの上に材料を全部のせるだけなので、とっても簡単！
洗い物も茶碗ひとつで済むので、片付けもスムーズです。
お茶漬けなら、食欲がない朝でもサラッと食べて、エネルギーチャージができますね！朝からあたたかいものを食べると体温も上がり、体もしっかり目覚めさせることができそう。
ちなみに、鮭などの魚には体内時計のリセットに効果があるとわかっているDHAやEPAというオメガ3脂肪酸も含まれているのでオススメですよ！
もちろんこれを応用して、鮭フレークではなくサバ缶や明太子にするなど、自分好みにカスタマイズしても楽しそうですね。

調味料が揃っていれば、鶏ひき肉とぶなしめじを買ってくるだけでできる簡単なレシピ。きのこの旨味が入り、食物繊維も豊富で食べ応えは抜群です！
おにぎりはもちろん、納豆に入れて納豆そぼろ丼にしたり、炒り卵と合わせて二色丼にしたりもできますよ。丼ものは、炊きたてごはんと相性が良さそうですね。
ごはんを炊く時はお米を手早く洗い、炊き上がったらすぐにふんわりとほぐすのがポイント。余分な水分がとんで、ごはんの食感が良くなります。
また、鶏そぼろレシピのようにアレンジしやすい状態まで作って保存しておくと、ササッと使えて日々の時短になるのでおすすめです。玉ねぎや人参のみじん切りと合い挽き肉を合わせて炒めて冷凍保存しておけば、オムライスやドライカレー、ドリアなどに使うこともできます。

このレシピはスーパーはもちろん、コンビニで材料が揃います。
また、ハムと洋風スープ（ミネストローネ等）を使ってリゾット風にもアレンジできそうですね。

Kaoriさん考案の朝ごはんレシピはいかがだったでしょうか。
朝ごはんを食べると、体内時計に働きかけ、朝からしっかりと活動することができます。すると睡眠の質が上がり、疲労感や抑うつなどの改善につながるんですよ。

ごはんを軸にすると、自然と栄養バランスの良い食事になるだけでなく、和風、洋風、中華風などさまざまなアレンジができて飽きも来ないので、自分の体調に合わせることができます。
そして朝からおいしい食事をとれば、気持ちに余裕ができたり、幸せな気持ちで1日のスタートを切ることができたりします。
ですので、日々の勉学や就職活動、アルバイトなどでストレスを受けがちな大学生だからこそ、ぜひごはんを軸にした朝食をとって、より充実した1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
デリスタグラマーKaoriさん考案の簡単朝ごはんレシピ、みなさんも是非作ってみてくださいね。