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学習院大学

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文芸部

(出版)
部員数:40人(男子17人、女子23人)
活動場所:黎明会館310、北1号館、富士見会館の教室など
活動日:金曜18:00~19:30
溜まり場:部室
活動費:徴収なし
ガチ度:★★★☆☆
楽しさ:★★★★★

普段はどんな活動をしていますか?

執筆活動を行っています。年二回、四月の新歓活動では新入生のために、十一月の学祭では文芸部のブースに来てくれた方々のために、本を発行して皆様にお渡ししています。部員達は小説・エッセイ・詩・短歌などの文芸作品を作り上げ、それらを集めて一冊の本にするわけですが、「その一冊がどれほどまでに面白い、素晴らしい作品集になれるのか」と、奮闘しています。本の発行は年二回ですが、この他に作品を集める機会は定期的に行われています。

文芸部は「書く」だけでなく「読む」ことも活動の一環です。課題図書を設定し、期間内にそれを読み終えた部員達が感想を語り合うという読書会も行っていきます。「読みたいけれど勇気がいる」「敷居が高いかも」というような本が課題図書となることが多く、みんなで冒険します。

23年度の四月より、活動頻度を週一回に戻します。毎週金曜日の放課後、来れる人が来て、作品の執筆、読書会、雑談会、学祭などのイベントに向けた準備などといった活動をしていく予定です。
文芸部

文芸部の雰囲気を教えてください

あくまでも体感ですが、八割が人見知りです。人見知りであることを隠さないタイプの人見知りが多いです。ということは、人見知りであることを隠す必要のない伸びやかな環境であるということでしょうか。これに対して我々は、我々なりの尺度で「良い雰囲気」と呼んでいます。

コロナ禍において集まる機会がなかなか取れなかった我々は、顔を合わせる頻度も月に一回くらいでしたから自然と距離が遠くなるわけでしたが、「もっと集まりたいよ!」という声が湧き上がっていたのかと問われれば、そうでもありませんでした。与えられた回数と時間の中で、それほど執着せずに過ごして行くといったような風潮が何となくあります。それでも一人一人の部員を見てみると、各々が部内で気の合う仲間を見つけていて、知らぬ間に仲良くなっているみたいな。不思議なものだ。

本の話をしてあげると、途端に語り出す人が多いです。自分の好きなものに純粋に向き合いつつ、触れることのなかった他者の価値観に出会って世界を広げていくことの出来る部活なのではないでしょうか。それくらいに、文芸部員の方々の話から気付かされることが沢山あります。
文芸部

小説などの創作が未経験なのですが、入れますか?

全く問題ありません。
高校時代から文芸部に所属していた人や、何らかの媒体に自分の作品を出していたという人も中にはいますが、この部活に入ったことをきっかけに作品を書き始めたという人がかなり多いです。私も入部して二か月程経った時に初めて小説を書いてみたのですが、他の部員の方々はその時の作品を見て、褒めるべきところを探し出すのにさぞかし苦労をしただろうと思います。

初めて書いたとは思えないほど良い作品を見せつけて来る天才型の新人もいれば、今読み返してみたらとんでもない低クオリティを叩き出していた私のような新人もいたわけで、「これは所謂、センスと才能の問題ではありませんか」と思ったりもしたのですが、必ずしもそうではないというのが小説の世界なんですね。大学生活は決して一瞬で終わるようなものではありませんから、一つ良い作品が書けたからと言っても、その先にまた作品を集める機会、本を発行する機会は当然やって来て、その時にもまた良い作品を書かなければならない、前回のクオリティを維持しなければならないわけですが、これがまた難しい。「ネタがないよ!」と叫ばざるを得なくなってしまう人もいるのです。逆に、良い作品が書けず課題を残す結果となってしまった人でも、何かしらのきっかけで書き方のコツを掴んで、その人の書きたいことがうまい具合に言語化することや表現することが出来ていて、もの凄いパワーのある作品を突如として皆に見せつけて来る人も勿論います。「スタート地点と今いる場所を比べて見ると、とんでもない伸びしろだな」っていうあの感じ。

文芸作品に対する良い悪いの価値判断は人それぞれで、文章から受け取るイメージや感触は一人一人異なります。つまり、何が「面白い」「素晴らしい」と感じてもらえるのかなんてやってみないと、読ませてみないと分かりません。ですから、「いつか『なんとなく面白い』作品が書けるようになれたら」と待ちわびながら文芸部としての時間を過ごすことは、心地いいものです。
文芸部

代表からのメッセージ

のんびりと、平和に過ごさせてもらっております。いつもありがとうございます。

我々は時々団結しますので、そんな時々作られる輪の中に入ってみようかしらと思う人がいたら、是非とも入部していただきたいです。一緒に、良い部活作っていきましょうや。
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( UPDATE: 2024-01-04 )

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